生命活動維持に必要不可欠な呼吸がもたらす健康とは!?
人間は呼吸によってその生命活動を維持しています。
人間の1日の呼吸回数はおよそ2万~2万5,000回とされています。80歳まで生きると6億~7億回という気が遠くなるほどの呼吸を繰り返していることになります。
肺とその周囲の血管の間では、酸素と二酸化炭素の受け渡しが呼吸によって行われています。血液に取り込まれた酸素が全身に送られることで、臓器・組織・細胞の活動を維持することができます。
成人の場合、1分間に12~20回の呼吸をしています。呼吸の数は年齢によって異なり、新生児では35~50回、乳幼児は30~40回といわれています。新生児から学童期は肺の成長途中であり、1回で取り込める酸素量が少ないため、呼吸の回数を増やすことで取り込む酸素の量を補っています。
呼吸は生命活動を維持するためには欠かすことのできないものですが、呼吸が浅くなるなど呼吸の質が悪くなるということは、脳と体にとってさまざまな弊害となってしまいます。
このコラムでは、呼吸に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。