麻痺

重度の運動機能や感覚機能の低下や喪失

痺れ

軽度の感覚機能の低下や血流障害

痛み

炎症

目的

症状緩和・問題への理解

運動

軽いウォーキング

頻度

1～3回/週（椎間板の段階にて決定）

期間

初診日から1ヶ月半

この段階では、慢性、急性にかかわらずサブラクセーションが原因で神経の流れが最も乱れている状態となっています。そのため患者様は何らかの症状を感じている状態となります。患者様の健康状態や椎間板の段階によって来院頻度が異なります。この段階では、アジャストメントを集中的に受けることで、根本原因であるサブラクセーションを取り除き、早期改善につなげます。

症状の軽減

背骨が不安定な状態

症状の改善

背骨の安定性が改善

機能の改善

神経機能の改善

目的

症状の予防・予防知識の理解

運動

ストレッチ・筋力トレーニング

頻度

1～2回/週

期間

初診日から3ヶ月

この段階では、神経組織が回復してくる期間となります。神経伝達も正常化されていき、症状は緩和されていきますが、ケアを止めるとサブラクセーションが再発する恐れがあります。二度と同じ症状を繰り返さないように、予防ケアを目的としています。一度損傷した神経組織は、１日に0.3～１ミリしか回復しないといわれており、回復には時間が必要となります。症状が緩和されても完治ではありません。神経組織は体の深部に位置しているため、3か月間はケアを継続することをおススメしています。

良好な状態

身体の働きが改善

楽しむ健康

体の調和が取れている状態

最高の健康

パフォーマンスの向上

目的

健康への意欲・病気の予防

運動

好きな運動

頻度

数回/月

期間

初診日から6ヶ月

カイロプラクティックケアにおいて、この段階は最も重要な期間となります。患者様の椎間板の段階によって誤差はありますが、当院では初診から6ヶ月を卒業としています。その理由としては、サブラクセーション(根本原因)が取り除かれ、新しい神経ネットワークが構築されていくからです。人間の体は交通事故でもない限り、普段の日常生活の積み重ねで負担がかかっていきます。同じ姿勢、座り癖、立ち癖など、日常の癖を改善するためには、自分の体を自分でケアする知識とそれを維持する体が必要不可欠です。そのために6か月間という期間が必要となります。健康な体をより健康に、病気やケガから自分で身を守れる健康な体を維持できるようになります。