8割の女性が生理不順や無月経の
不調を我慢している
生理(月経)は、女性にとって月に一度の“体の中のお掃除”です。正常な生理周期(月経周期)は25~38日で、1週間程度のずれは問題ないとされています。
生理周期が24日以下のものを「頻発月経」、39日以上のものを「稀発月経」といいます。この状態を一般的に『生理不順』や『月経不順』といいます。
初潮から数年間は8割程度の方が生理不順だといわれています。なぜ初潮から数年間は生理不順になるのかというと、身体がまだ成熟していないためだとされています。
20歳代前半になると生理周期が規則的になっていきますが、閉経(生理がなくなること)を迎える5年ほど前から女性ホルモンの分泌が減っていくため、生理不順になりやすいとされています。
個人差はありますが、初潮の平均年齢は12歳、閉経は50歳くらいです。およそ38年間も生理(月経)とおつきあいすることになります。平均周期で数えれば、一生で450回~500回も生理(月経)があることになります。
10代、20代、30代、40代、50代と年代によって悩みの種類は変わりますが、実に8割以上の女性が生理に伴うなんらかの症状で悩んでいるとされています。
このコラムでは、生理不順・無月経に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。