脊柱管狭窄症は自然治癒力による
防御反応の一つ
脊柱管狭窄症とは、脊柱管という神経が通るトンネルが狭くなっている状態のことをいいます。
大日本住友製薬株式会社が40歳以上の男女8万人を対象に行った大規模調査では、腰部脊柱管狭窄症の推定患者数は240万人、40歳以上の3.3%が腰部脊柱管狭窄症の患者およびその疑いのある人という調査結果があります。
その人数は50歳代からどんどん増えていき、60~70歳代にかなり多い割合がみられます。男女比率では女性よりも男性の方が多い傾向にあります。高齢になればなるほど、その割合は増えていくので、主な原因は老化であるとされています。
腰部脊柱管狭窄症でお悩みの方は、下肢の痛みやしびれといった症状以外にも、「長時間歩けないので外出を控えるようになった」、「大好きな旅行に行けなくなった」など日常生活の楽しみを奪われている人も多くいます。
このコラムでは、腰部脊柱管狭窄症に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。