動悸やめまい、消化不良が改善!カイロプラクティックで自律神経の乱れを整える

動悸やめまい、消化不良が改善!カイロプラクティックで自律神経の乱れを整える

ストレスや姿勢の影響で続いていた不調が解消!眠りやすくなり、お腹の張りや疲労感もスッキリ

50代女性
来院に至った経緯
半年ほど前からストレスを感じると動悸やめまいが起こるようになり、特に朝の通勤時に症状が現れることが増えた。仕事が始まるとさらに悪化し、日中は息苦しさを伴うこともあったが、夕方になると少し落ち着くというサイクルを繰り返していた。

その後、職場を変えたことで症状の頻度はやや減少したものの、完全には解消されず、最近では就寝中にも動悸が起こり、突然目が覚めてしまうことが増えた。結果として睡眠の質が低下し、朝の目覚めがスッキリしない日が続くようになっていた。

さらに、新型コロナウイルスの感染対策としてマスクを常時着用するようになってから、息苦しさや酸欠感を覚えることが増え、日中に頭がボーッとすることもあった。特に身体を動かす作業中には息苦しさが増し、無意識に深呼吸をする回数が多くなったことにも気がついた。

現在、重い荷物を運ぶ仕事に従事しており、日々の肉体労働による首や肩の張りが慢性化している。加えて、長時間の作業の影響で腰の違和感や痛みが強まり、仕事終わりには腰が重だるくなることが日常的になっていた。

特に数年前から仰向けで寝ると骨盤周辺に違和感が生じるようになり、痛みを避けるために横向きで寝る習慣がついている。寝返りを打つたびに腰の違和感を感じるため、熟睡できていないような感覚もあった。

また、幼少期から消化機能が弱く、胃腸のトラブルを抱えやすい体質だった。特に朝の時間帯は排便の回数が多く、一日3回ほどトイレに行くことが当たり前になっていた。

冷えや刺激物の摂取によってすぐにお腹を下しやすく、お腹の張り感が続くことも多かったため、これまで乳酸菌飲料や腸内環境を整えるとされるサプリメントを試してみたものの、大きな改善は感じられなかった。

これまで定期的に整体やリンパマッサージを受け、施術後には一時的に症状が軽くなるものの、時間が経つとすぐに元の状態に戻ってしまい、根本的な解決には至らなかった。

「このまま同じ症状が続いたらどうなるのか」「根本的に体を整えられる方法はないか」と悩んでいたところ、知人からカイロプラクティックの施術を勧められた。身体の根本的なバランスを改善することで不調が解消されたという話を聞き、「今までとは違うアプローチを試してみたい」と思い、来院を決意した。
初診の状態
  • 01

    頚椎から背中にかけて過緊張

  • 02

    右仙腸関節の可動域制限

  • 03

    右上部頚椎の可動域制限

経過と内容
初診時の状態は、頸部から腰部全体の筋緊張が強く、右頸部周辺筋肉の過緊張、右仙腸関節、上部腰椎、右後頭骨の可動域制限が確認された。温度検査では、骨盤部に明らかな温度の誤差が確認された。

レントゲン評価では、椎間板の段階は慢性的なD4→D5の段階と評価した。初期集中期で週2~3回のケアが理想的ではあったが、仕事の都合上、週1回のケアから開始した。

1週目(1回目のアジャスト)では、施術後のレストしている時に骨盤に違和感がなく仰向けで寝られた。

3週目(3回目のアジャスト) 首肩の張り感を強く、施術前の検査の段階で筋緊張の緩和していた。

9週目 (6回目のアジャストメント) 来院時の検査で、骨盤部の筋緊張、浮腫感の軽減を確認。患者様本人が分かるほど、お腹周りの筋肉の張り感が取れてきた。

11週目(7回目のアジャスト)、13週目(8回目のアジャスト)、15週目(9回目のアジャスト)で、施術期間の感覚を空けてもいい状態が維持できて経過良好である。

考察
今回のケースでは、慢性的なストレスの蓄積により自律神経のバランスが崩れ、めまい・動悸・睡眠障害といった不調が主な症状として現れていた。

さらに、骨盤や上部頚椎の可動域制限、体表温度検査での左右の温度の誤差があり、この部位での神経への負担が大きいことが考えられた。このため、副交感神経に絞ってケアを開始した。

自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって機能している。特に第1頚椎は、副交感神経の働きの部位で、さらに迷走神経が走行するため、心拍の乱れ、血圧の変動、消化機能の低下などが起こりやすくなる。その結果、動悸や睡眠の質の低下といった症状が引き起こされることがある。さらに、内耳の平衡感覚を司る前庭神経も上部頚椎の影響を受けるため、この部分の機能低下がめまいの一因となることも考えられる。

今回のケースでは、交感神経の過剰な働きが長期間続いたこととストレスが重なり、結果としてめまいや動悸が発生していたと推測される。

消化機能の乱れとして下痢の症状もみられた。副交感神経は腸の動きを活発にする役割を持っているが、交感神経が優位な状態が続くと腸の働きが抑制され、水分吸収がうまくいかなくなる。その結果、下痢を引き起こしやすくなる。

アジャストメントによって、神経の流れがスムーズになることで、自律神経のバランスが回復し、症状の軽減に繋がったと考えられる。

長年続いた動悸やめまいの原因が、神経の働きの乱れによるものである可能性を示唆するケースであり、神経の流れを整えることが、回復力を高める上で重要であることが確認できる症例といえる。
動悸やめまい、消化不良が改善!カイロプラクティックで自律神経の乱れを整える
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中島 恵

執筆者中島 恵

新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。

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