2025.02.19

カイロプラクティックのアプローチと、医療のアプローチ

カテゴリ: 健康通信
カイロプラクティックのアプローチと、医療のアプローチ

病院で検査を受けたものの、異常なしと言われた経験はありませんか?

痛み止めや湿布を処方され、「安静にして様子を見ましょう」と言われても、なかなか改善せずどう対処すればよいか分からないと悩んでいませんか?

当院には同じような経験をした方が多く来院されます。確かに、痛み止めは一時的に症状を和らげることができますが根本的な解決にはなりません。

今回のコラムでは、問題の根本改善を目指す方法についてご紹介し、カイロプラクティックと医療のアプローチの違いをお伝えしていきます。

症状を根本から改善するために大切なこと

まず知っていただきたいのは、痛みや不調を感じるのは神経の働きによるものだということです。神経が正常に機能していることで、体の各機能もスムーズに働きます。

脳と体は神経を介して情報をやりとりしながら調節を行います。脳は神経からの電気信号を受け取り、体の状態を把握しながら免疫機能を調整し、傷の修復や環境変化への適応を行います。

例えば、暑い日には瞳孔が縮んで眩しさを軽減し、汗をかくことで体温調節を行います。寒い日には汗腺が閉じ、鳥肌が立つことで体温を維持します。これらすべてに神経が関与しており、痛みや不調もまた体からの重要なシグナルなのです。

医療のアプローチ

一般的な医療では、痛み止めや抗炎症薬が処方され、症状の緩和を目指します。しかし、これは体が発するシグナルを一時的に消しているに過ぎません。

例えば、痛み止めを飲むことで痛みを感じなくなったとしても、根本的な原因が解消されたわけではありません。そのため、症状が進行し後になってさらに深刻な問題につながる可能性があります。

もちろん、激しい痛みや日常生活に支障が出る場合、一時的に薬を活用することは選択肢のひとつです。しかし、薬があるから安心と考えてしまうと、問題の根本解決を後回しにしてしまうことになりかねません。

病院でレントゲンやMRIを撮り、「椎間板の狭まり」や「骨の変形による神経圧迫」などの診断を受けた経験はありませんか? こうした状態を「加齢や生活習慣の影響」と言われ、諦めてしまう方も少なくありません。

カイロプラクティックのアプローチ

カイロプラクティックでは、これらの状態を「体の防御反応」として捉えます。身体が神経を守るために、椎間板を狭めたり、骨を変形させたりして安定性を確保しようとするのです。

また、炎症が起こるのは、損傷部位に必要な栄養や修復物質を届けるための自然な反応です。つまり、体が発するサインには必ず理由があり、適切に対応することが重要なのです。

特に疲れを感じることも、体からの初期サインのひとつです。「なんとなく体が重い」、「朝起きても疲れが取れない」、「肩や腰が張る感じがする」など、こうしたサインを見逃さず、早めに対策をすることが健康維持につながります。慢性化する前に体をメンテナンスし、予防を心がけることこそ真の健康を手に入れるための鍵と言えるでしょう。

 

カイロプラクティックの最大の魅力は、症状が悪化する前にケアを行い、体本来の機能を取り戻すことにあります。もちろん、病院での治療が必要な場面もあり、医療のアプローチとカイロプラクティックのアプローチはそれぞれの役割があります。

大切なのは、それぞれの特性を理解し、自分の体にとってベストな選択をすることです。体の不調や痛みに対してただ薬に頼るのではなく、根本からの改善を目指してみませんか?

 

中島 恵

執筆者中島 恵

新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。

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