「生理前になると、いつもよりイライラしやすくなる」
「気分が落ち込みやすくなり、普段なら気にならないことにも敏感になってしまう」
このようなPMS(月経前症候群)の症状に悩んでいる女性は少なくありません。特に、仕事や家庭のストレスが多いと、PMSの症状がさらに悪化することがあります。実は、ストレスによって分泌されるホルモン「コルチゾール」と女性ホルモンには深い関係があるのです。
コルチゾールは、低血糖の状態でも分泌が増えます。血糖値を上げる作用があるため、長時間の空腹や過度なダイエットもコルチゾールの過剰分泌につながることがあります。
今回のコラムでは、ストレスとPMSの関係性についてお伝えしていきます。
コルチゾールと女性ホルモンの関係
ストレスを感じると、体は「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを分泌します。コルチゾールは本来、ストレスに対処するために必要なホルモンですが、過剰に分泌されると女性ホルモンのバランスを乱す原因になります。
コルチゾールが過剰に分泌されると、体は生存のためにエネルギーを優先的に消費しようとするため、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの生成が後回しにされてしまいます。その結果、ホルモンバランスが崩れPMSの症状が悪化しやすくなるのです。
さらに、コルチゾールが高い状態が続くと自律神経のバランスも乱れやすくなり、イライラや不安感、睡眠の質の低下といったPMSの症状をより強く感じるようになります。また、コルチゾールの過剰分泌はセロトニン(幸せホルモン)の減少を招くため、ストレスを感じやすくなり心の安定を保つことが難しくなります。
コルチゾールと自律神経の関係性
ストレスによるPMSの悪化を防ぐためには、コルチゾールと自律神経のバランスを整えることが重要です。ストレスを受けると、副腎から「コルチゾール」というホルモンが分泌され、交感神経が優位になります。これにより、心拍数の上昇や筋肉の緊張が引き起こされるだけでなく女性ホルモンの分泌も乱れやすくなり、PMSの症状が悪化する原因となります。
この影響を軽減するためには自律神経の働きを安定させ、コルチゾールの分泌をコントロールすることが大切だといえます。
ストレスとカイロプラクティックケアの関係性
カイロプラクティックでは、背骨や骨盤の歪みを整えることで、神経の働きを最適化し、自律神経のバランスを調整します。これにより、ストレスによるコルチゾールの過剰分泌を抑え、女性ホルモンのバランスを整えるサポートをします。
また、血流やリンパの流れが改善されることで、PMSに伴うむくみや冷えの軽減にもつながります。さらに、カイロプラクティックの施術により筋肉の緊張がほぐれることで、リラックス効果が高まり、ストレスに対する耐性が向上します。その結果、セロトニンの分泌が促され、気分の安定にも良い影響を与えます。
特に、現代人は長時間のデスクワークやスマホの使用により姿勢が悪くなりやすく、それが自律神経の乱れにつながることもあります。カイロプラクティックケアを受けることで姿勢を改善し、神経の伝達をスムーズにすることで、PMSの症状を軽減することが期待できます。
ホルモンバランスの乱れやストレスに悩まされることなく、快適な毎日を過ごすために、カイロプラクティックを活用して、体の内側から健康を整えていきましょう。