2025.02.16

ストレスと女性ホルモンの関係性、自律神経のバランスが与える影響

ストレスと女性ホルモンの関係性、自律神経のバランスが与える影響

現代社会において仕事や家庭、人間関係などまざまなストレスを感じることも多くあると思います。ストレスが蓄積すると心身のバランスが崩れ、特に女性は女性ホルモンに大きな影響を及ぼすことが知られています。

今回のコラムでは、ストレスと女性ホルモン、カイロプラクティックの関係性についてお伝えしていきます。

ストレスが女性ホルモンに与える影響

ストレスを感じると、体内ではコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されます。このコルチゾールの過剰分泌は、女性ホルモンの分泌バランスを乱す原因となります。特に、エストロゲンやプロゲステロンの分泌量に影響を及ぼし、生理不順やPMS(月経前症候群)、更年期の症状につながることがあります。

また、ストレスが長期間続くと、副腎が疲弊し、副腎疲労と呼ばれる状態に陥ることがあります。副腎疲労は、ホルモン分泌の低下だけでなく、慢性的な倦怠感や免疫力の低下、不眠などの症状を引き起こします。

副腎と女性ホルモンの関係性

副腎は、腎臓の上に位置する小さな臓器で、ストレスに対処するためのホルモンを分泌する重要な役割を担っています。特に、ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌することで、体がストレスに適応できるようサポートします。しかし、副腎の機能はそれだけではなく、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)を補助的に分泌する役割も持っています。

通常、女性ホルモンの主な分泌源は卵巣ですが、加齢とともに卵巣の機能が低下し、特に更年期に入るとエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が大幅に減少します。こうしたホルモンの低下を補うために、副腎がエストロゲンやプロゲステロンを少量ながら分泌し、体のホルモンバランスを維持する役割を果たします。

しかし、慢性的なストレスによって副腎が疲弊(副腎疲労)すると、本来なら女性ホルモンの補充に使われるはずのエネルギーが、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌に優先的に使われてしまいます。 その結果、エストロゲンやプロゲステロンの分泌がさらに低下し、ホルモンバランスが崩れやすくなります。これが、生理不順や更年期症状の悪化、PMS(月経前症候群)の強まり、気分の不安定さ、疲労感の増大などの不調を引き起こす要因となるのです。

そのため、副腎を健康に保つことは特に更年期以降の女性にとって非常に重要であり、副腎の機能をサポートすることが大切です。

カイロプラクティックとホルモンバランスの関係

カイロプラクティックは、背骨や骨盤でのサブラクセーション(神経圧迫)を取り除くことで神経系のバランスを整えることで、自然治癒力を高めることに繋がります。自律神経はホルモン分泌と密接に関わっており、特にストレスの影響を受けやすい交感神経と副交感神経のバランスが重要です。

神経が正常に働き自律神経のバランスが整うと、副腎や卵巣の機能が改善しホルモンバランスが整いやすくなります。

ストレスは女性ホルモンのバランスを乱し、さまざまな不調を引き起こします。しかし、カイロプラクティックケアで神経の流れが正常に働き、自律神経のバランスが整うことでホルモンバランスの改善をサポートできます。

日々の生活でストレスを軽減しながら、定期的なカイロプラクティックケアを受けることで、心身の健康を維持しやすくなります。私たちの体に備わっている治癒力は、あなたの一番の名医であり、決して間違いを犯しません。

中島 恵

執筆者中島 恵

新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。

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