フェムテック×カイロプラクティック!女性の健康を根本から支える選択肢

近年、女性の健康課題をテクノロジーで解決する「フェムテック(Femtech)」が注目を集めています。月経管理、妊活、更年期ケアなど女性のライフステージに寄り添った製品やサービスが次々と登場し、健康意識の高まりとともに市場は拡大しています。
今回のコラムでは、カイロプラクティックがフェムテック分野においてどのような役割を果たしていけるのかお伝えしていきます。
フェムテックの歴史と進化
フェムテックという言葉は、2013年にドイツの起業家Ida Tin(アイダ・ティン)によって提唱されました。彼女は月経管理アプリ「Clue」を開発し、女性の健康に特化したテクノロジーが新たな市場を形成できると考えました。
それ以前にも女性の健康をサポートする技術や製品はありましたが、フェムテックとして明確に定義されるようになったのは比較的最近のことです。特に2010年代以降、スマートフォンの普及やデジタルヘルスの発展とともに月経管理アプリ、排卵予測デバイス、更年期対策のウェアラブル機器などが登場し市場が急成長しました。
2020年代に入るとフェムテックはさらに多様化します。例えば、月経管理や生理用品の分野では、従来のナプキンやタンポンに代わる月経カップや吸水ショーツが登場し、より快適で持続可能な選択肢が増えています。また、妊活や不妊治療をサポートする技術も進化し排卵予測デバイスやホルモン測定技術の向上により、個々のライフスタイルに合わせた妊娠計画が可能になりました。
さらに、妊娠期や産後の体調管理をサポートするアプリや母乳育児支援機器が登場し、プレ&ポストマタニティケアがより充実しています。更年期や閉経に関するケアも進歩しており、ホットフラッシュ対策のウェアラブルデバイスやホルモンバランスを整えるプログラムが開発されています。
女性特有の疾患管理においても乳がん検診デバイスやPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)、子宮内膜症の管理ツールなどが登場し、女性の健康をより総合的にサポートする取り組みが進められています。
このように、フェムテックは単なる便利なツールではなく女性のライフステージに応じた健康管理を支える重要な分野へと発展しています。
1. ホルモンバランスの調整と自律神経のケア
女性の体はホルモンの変動に大きく影響を受けます。生理不順、PMS、更年期症状などの背景には、自律神経の乱れが関与していることが多いです。カイロプラクティックは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経伝達をスムーズにし、ホルモンバランスの調整をサポートする可能性があります。
2. 生理痛やPMSの軽減
多くの女性が悩む生理痛やPMS(月経前症候群)。これらの症状は、骨盤での神経圧迫やバランスの乱れが原因となり血流が悪化することがあります。カイロプラクティックで骨盤のバランスを安定し血流の改善を促すことで、これらの症状の緩和が期待できます。
3. 妊活・マタニティケア
妊娠を希望する女性や、妊娠中の体調管理にもカイロプラクティックは有効です。骨盤のバランスを安定させることで妊娠しやすい体づくりをサポートし、妊娠中の腰痛やむくみの軽減にもつながります。また、出産後の体のケアとしてもサポートします。
4. 更年期症状の改善
更年期になるとホットフラッシュ、めまい、肩こり、不眠などの症状が現れやすくなります。カイロプラクティックで自律神経のバランスを整えることで、これらの症状を和らげるサポートができます。
5. フェムテックとの連携
フェムテック製品には、スマートフォンで月経周期を管理するアプリや、温熱機能付きの生理痛対策デバイスなどがあります。カイロプラクティックと併用することで身体の根本からのケアとテクノロジーの利便性を組み合わせ、より効果的な健康管理が可能になります。
フェムテックとカイロプラクティック
女性の身体は、特に女性ホルモンの変動によって神経系が繊細になりやすく、月経周期、妊娠、更年期などのライフステージに応じて大きく変化します。こうしたホルモンバランスの乱れによる不調を和らげるために、神経のバランスを整えることが大切です。
カイロプラクティックは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経の働きを正常化し、私たちが本来持つ自然治癒力を高めることを目的としています。背骨や骨盤での神経の伝達を妨げは、さまざまな不調の原因となることがあります。
近年注目されているフェムテック(FemTech)の分野では、テクノロジーを活用して女性特有の健康課題を解決する製品やサービスが数多く登場していますが、カイロプラクティック・ケアを組み合わせることで、より包括的なケアが可能になります。
カイロプラクティック・ケアとフェムテックを組み合わせて、より健やかで快適な毎日を手に入れる第一歩を踏み出してみましょう。

執筆者中島 恵
新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。