2025.02.08

健康のカギは脳と神経!カイロプラクティックで本来の自分を取り戻そう:

健康のカギは脳と神経!カイロプラクティックで本来の自分を取り戻そう:

「カイロプラクティック」と聞いても、明確に説明できないという方は多いのではないでしょうか?多くの人が「骨をボキボキ鳴らす」「骨盤の歪みを整える整体」といったイメージを持っていますが、実はカイロプラクティックは「脳」と「神経」の働きを最適化するためのケアなのです。

 

脳と神経の役割を深く理解することで、カイロプラクティックがなぜ健康維持に欠かせないのかが見えてきます。このコラムでは、脳の重要性とカイロプラクティック・ケアがどのように脳に影響を与えるのかを詳しく解説していきます。

 

脳は体のコントロールセンター

脳は私たちの体を統括する司令塔であり、その働きを維持するために膨大なエネルギーを必要とします。体全体のわずか2%の重量しかないにもかかわらず、心臓が送り出す血液の約15~20%が脳に供給されているのです。

 

特に、脳のエネルギー源であるブドウ糖は体内に蓄えることができないため、絶えず血液を通じて供給されなければなりません。血流が5秒でも途絶えると意識障害を引き起こし、数分以上続けば生命の危機に直結します。

 

また、脳の神経細胞が適切に機能するためには、ブドウ糖のほかにタンパク質やDHA(不飽和脂肪酸)などが必要不可欠です。脳がこれらの栄養を受け取れなくなると、体全体の働きが低下し、エネルギーの効率が悪くなってしまいます。

 

つまり、脳が適切に機能することで、体のあらゆるシステムがスムーズに動くのです。

 

脳と体温調節の関係

人間の体には「体温調節機能」が備わっており、暑いときには汗をかいて熱を放出し、寒いときには汗腺を閉じて熱を保持する仕組みがあります。これは「ホメオスタシス(生体恒常性)」と呼ばれる機能の一部です。

 

汗をかくことで血液中の水分や塩分が失われると、血液の濃度が高まり、循環が悪化します。その結果、内臓への血流が減少し、胃の働きが低下して食欲が落ちることがあります。また、血流の悪化は脳にも影響を与え、集中力の低下や倦怠感を引き起こす原因になります。

 

体温調節は、血管の拡張や収縮によって行われますが、これをコントロールしているのは脳です。つまり、いくら水分や塩分を補給しても、脳が体の状態を正確に把握できなければ適切に調節することができません。

 

脳は、体内に入った水分や栄養素の活用方法、体温調節、臓器の働きの監視、血流の管理、老廃物の排出など、生命維持に必要なあらゆる情報を処理しながら体をコントロールしています。しかし、この情報が正しく伝達されなければ、体のバランスが崩れてしまいます。その情報伝達の役割を担うのが「神経」であり、神経の働きが正常であれば、脳は適切な判断を下し、私たちの体はスムーズに機能するのです。

 

脳と神経の流れを最適化!カイロプラクティックで本来の健康と活力を取り戻そう

脳は体が正常に機能するように常に100%のエネルギーを放出し続けています。しかし、その情報伝達に障害があると、運動や栄養、睡眠といった健康習慣の効果が十分に発揮されません。カイロプラクティック・ケアは、この情報伝達の障害であるサブラクセーション(神経の圧迫)を取り除き、脳が本来の働きを取り戻せる環境を整えます。

 

例えば、消化器系の働きをコントロールするのも脳であり、ホルモンバランスを調整して睡眠の質を高めるのも脳の役割です。神経の流れがスムーズであれば、脳は全身の機能を適切に管理し、健康維持に欠かせないエネルギーのサイクルを最適化できます。

 

カイロプラクティック・ケアを定期的に受けることで、神経の働きを整え、脳と体のエネルギーバランスを最良の状態に保ちましょう。そうすることで、心身ともに健康で活力に満ちた毎日を過ごすことができます。今こそ、自分の体と向き合い、カイロプラクティック・ケアを活用して、より良い健康を手に入れましょう!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティック治療室に内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティック治療室で学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。

笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。

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