2025.03.31

生理前に胸が張るのはなぜ?ホルモンの変化が影響する理由

カテゴリ: 健康通信
生理前に胸が張るのはなぜ?ホルモンの変化が影響する理由

生理前に胸が張る原因は、女性ホルモンの変化によるものです。特に関係しているのがエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つのホルモンです。これらのホルモンは生理周期に合わせて分泌量が変動し、胸の張りや痛みを引き起こすことがあります。

今回のコラムでは、生理と生理での胸の張り感の関係性についてお伝えしていきます。

生理での胸が張る原因

1. エストロゲンの影響(排卵前〜排卵期)

生理が終わると、卵巣からエストロゲンが分泌され始めます。このホルモンは女性らしい体つきを作る働きがあり、乳腺の発達を促進するのもその役割のひとつです。

エストロゲンの分泌が増えると、乳腺組織が活発になり、胸にハリを感じることがあります。この時期はまだ強い痛みを伴うことは少なく、適度なふくらみや張りを感じる程度が一般的です。

2. プロゲステロンの影響(排卵後〜生理前)

排卵が終わると、今度はプロゲステロンの分泌が増加します。プロゲステロンは妊娠の準備をするために、乳腺の発達をさらに促し、乳腺内の細胞が増殖します。

また、プロゲステロンには 水分を体にため込む作用 があります。そのため、胸の組織が水分を含み、膨張することで張りや痛みを感じることがあります。この時期に胸が敏感になったり、押すと痛みを感じたりするのはこの影響によるものです。

3. むくみによる影響

プロゲステロンの働きによって、胸だけでなく体全体がむくみやすくなります。特に乳腺の周囲に水分がたまると、普段よりも胸が大きくなったように感じたり、重だるさや圧迫感を覚えたりすることがあります。

むくみが原因で普段よりも下着がきつく感じたり、胸のサイズが変わったように見えることもあります。しかし、生理が始まるとホルモンバランスが変化し水分が排出されるため、胸の張りや痛みは自然と落ち着いていきます。

生理が始まると胸の張りがなくなる理由

生理が始まると、エストロゲンとプロゲステロンの分泌量が急激に減少します。これにより、胸にたまっていた水分が排出され、乳腺の活動も落ち着くため、張りや痛みが自然に和らいでいきます。

つまり、ホルモンの変化によって胸がふくらんだり、落ち着いたりを繰り返している ということなのです。この現象は 生理周期の一部 であり、健康な証拠とも言えます。

女性ホルモンとカイロプラクティック・ケア

カイロプラクティックは、背骨や骨盤での神経の圧迫を取り除くことで体の自然治癒力を高めることを目的としています。特に、自律神経の働きを正常化することで女性ホルモンの分泌がスムーズになり、PMS(月経前症候群)や生理痛の症状を改善することに繋がると考えられます。

生理前に胸が張るのはホルモンの変化による自然な現象です。エストロゲンとプロゲステロンが増減することで、胸のふくらみや痛みが引き起こされます。

神経のサイクルが整い日常生活で食事や運動などの工夫を取り入れることで、女性のライフサイクルをより快適に過ごすことに繋がります。

日頃からカイロプラクティック・ケアを取り入れ、生理を快適に過ごしましょう。

中島 恵

執筆者中島 恵

新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。

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