2025.03.07

胃の不調は自律神経の乱れが原因かも?カイロプラクティックで内側から健康に!

胃の不調は自律神経の乱れが原因かも?カイロプラクティックで内側から健康に!

私たちは食事を通じてエネルギーを補給し、生命を維持しています。食べ物を消化・分解し、栄養素を吸収することで、体に必要なエネルギーを得ることができるのです。その消化の中心的な役割を果たしているのが「胃」です。このコラムでは、胃の機能や重要性とカイロプラクティックの関係性について詳しく解説していきます。

 

胃は消化のための貯蔵庫

胃は、食べたものを一時的に貯蔵しながら、消化を助ける働きをする筋肉でできた袋状の臓器です。この胃の筋肉は、縦・横・斜めに伸縮し、食べ物を細かく砕きながら胃液と混ぜ合わせて消化を進めます。

 

胃液には、塩酸・ペプシン・リパーゼなどの成分が含まれており、それぞれが異なる役割を持っています。塩酸は食べ物の繊維を柔らかくし、ペプシンはタンパク質を、リパーゼは脂肪を分解する消化酵素として機能します。これにより、食物はドロドロのお粥状になり、腸での消化・吸収がスムーズに行われるようになります。また、胃液には強い殺菌作用があり、体内に侵入した細菌を排除する役割も果たしています。

 

胃の容量は通常50mLほどですが、食事によって膨らみ、ビール瓶2~2.5本分(約1200~1600mL)、最大で2000~2500mLまで拡張することができます。このように、胃は食物の消化を助けるだけでなく、一時的に食べ物を蓄える重要な機能を担っています。

 

胃の環境とpHバランスの重要性

胃の中は強酸性(pH1~2)の環境に保たれており、この酸性度によって消化酵素の働きが最大限に発揮されるとともに、細菌の繁殖を抑える効果があります。しかし、胃粘膜が傷つくと、強い酸によって胃壁が溶かされ、胃炎や胃潰瘍の原因となることもあります。

 

逆に、胃の環境がアルカリ性に傾くと、胃粘膜への負担は軽減されますが、消化酵素の働きが低下し、消化不良を引き起こすリスクが高まります。このため、胃のpHバランスを適切に維持することが、健康な消化機能を保つうえで非常に重要です。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざは、熱いものを飲み込むと胃では熱さを感じなくなるという人体の仕組みに由来しています。しかし、実際には胃粘膜は熱によってダメージを受けるため、過度に熱い食べ物を摂取することには注意が必要です。

 

胃粘膜は3日に1回再生される

胃は強酸性の環境にさらされながらも、自らを守るために「胃粘液」を分泌し、胃壁を保護しています。また、胃の粘膜細胞は非常に活発に新陳代謝を行い、3~4日ごとに新しい細胞へと入れ替わります。

 

しかし、ストレスや疲労が蓄積すると、胃粘膜の防御機能が低下し、再生スピードも遅くなります。これが、ストレス性の胃痛や胃もたれの原因となるのです。また、胃の動き(蠕動運動)は食べ物を腸へ送る働きを持ち、1分間に3~5回、12~20秒間隔で収縮を繰り返します。この蠕動運動のスピードは、食べ物の種類や量によって異なり、通常1~2時間で胃を通過しますが、脂っこいものや消化しにくいものは3~4時間かかることもあります。

 

消化できない食物もある?

胃は強力な消化機能を持っていますが、すべての食べ物を分解できるわけではありません。例えば、スイカの種は消化されずに体外へ排出されます。小さい頃、「スイカの種を食べるとお腹の中でスイカが育つ」と言われたことがあるかもしれませんが、これは種が消化されずにそのまま排出されることを指しているのでしょう。

 

また、食物繊維も胃では消化されません。水溶性食物繊維(キャベツやレタスなど)は便を柔らかくする働きがあり、不溶性食物繊維(こんにゃくなど)は便のかさを増す作用があります。しかし、便秘気味の人が不溶性食物繊維を過剰に摂取すると、かえって便秘を悪化させることがあるため、バランスよく摂取することが大切です。

 

胃の健康を支えるカイロプラクティック・ケア

胃は、食べ物の消化・分解を担い、栄養の吸収をスムーズにする重要な臓器です。その働きを正常に維持するためには、適切な食事習慣を心がけることはもちろんですが、実は神経の働きも大きく関係しています。

 

胃の働きをコントロールしているのは自律神経です。自律神経には、活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があります。このバランスが崩れると、胃の血流が悪くなり、胃酸の分泌量が乱れることで、胃もたれや胃痛、消化不良の原因になるのです。

 

カイロプラクティック・ケアでは、背骨を整えることで神経の流れを正常化し、自律神経の働きを最適な状態に導くことができます。神経が正常に働けば、胃の消化機能もスムーズになり、胃もたれやストレスによる胃の不調を防ぐことができるのです。

 

胃の健康を守るためには、食生活の見直しだけでなく、神経のバランスを整えることが不可欠です。日々の生活にカイロプラクティックを取り入れて、胃の機能を本来の状態に戻し、快適な消化をサポートしましょう!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティック治療室に内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティック治療室で学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。

笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。

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