腎臓の健康を支えるのは神経の流れ!カイロプラクティックで体内の浄化機能を最適化

私たちの体は、食べ物から栄養を取り入れることでエネルギーを得ています。そして、不要なものを適切に排出する機能も備わっています。このコラムでは、体内の浄化システムともいえる腎臓の役割とカイロプラクティックとの関係について解説していきます。
腎臓の働きと構造
腎臓は、体内の老廃物をろ過し、尿を生成する重要な臓器です。心臓が送り出す血液の約4分の1が腎臓を通過し、水分や塩分、老廃物を取り除いて体外へ排出されます。
腎臓は背中側の第12胸椎から第1腰椎付近にあり、左右に1つずつ、合計2つ存在します。その大きさは、長さ約12cm、幅約6cm、厚さ約3cmで、握りこぶしほどのサイズです。形はそら豆に似ており、外側は膨らみ、内側はくぼんだ構造をしています。
腎臓の内部には、ネフロンと呼ばれる小さな機能単位があり、腎臓1つに約100万個存在しています。ネフロンは、糸球体とボウマン嚢という構造でできており、血液をろ過するフィルターの役割を果たしています。このフィルターを通じて、1日あたり約1500リットルもの血液が処理されているのです。
水分と電解質のバランスを整える腎臓
腎臓は、体内の水分量や電解質のバランスを維持する役割も担っています。人間の体の約60%は水分で構成されており、汗をかいたり水分が不足しそうなときには尿の量を減らし、逆に水分を摂りすぎたときには余分な水分を尿として排出します。
また、血液中のナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの電解質の濃度を一定に保つ働きもあり、これによって神経伝達や筋肉の動きを正常に維持しています。
さらに、腎臓は血液のpH(酸性・アルカリ性のバランス)を調整する役割も果たしています。栄養素を代謝すると体内で酸が作られますが、腎臓は余分な酸を尿として排出し、残った酸は重炭酸イオン(アルカリ性)によって中和されます。この仕組みにより、体のpHは弱アルカリ性(7.4前後)に保たれています。
しかし、腎臓の機能が低下し、老廃物や余分な酸を排出できなくなると、血液が酸性に傾いてしまいます。これをアシドーシスといい、免疫力の低下、疲労感、脱力感、アレルギーの悪化などの健康問題につながることがあります。
腎臓とカイロプラクティックの関係
腎臓の働きは、自律神経によってコントロールされています。特に、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、腎機能にも悪影響を及ぼします。
例えば、ストレスや姿勢の乱れによって交感神経が過剰に働くと、腎臓の血流が低下し、ろ過機能がうまく働かなくなることがあります。これにより、血圧の調整がうまくいかず、老廃物の排出が滞る原因にもなります。
カイロプラクティック・ケアを受けることで、神経の流れを整え、自律神経のバランスを正常に保つことができます。神経機能が改善されると、腎臓の働きもスムーズになり、体内の水分調整や老廃物の排出が円滑に行われるようになります。
腎臓は2つありますが、1つでも機能を維持できるほどの余力を持つ臓器です。しかし、人間の体には余計な部位はないということを考えると、腎臓が生きるうえでそれだけ重要な臓器であり、健康を維持するうえで欠かせない存在であることが分かります。
腎臓の健康を保つためには、食生活の見直しだけでなく、神経の働きを正常に保つことも重要です。日々の生活にカイロプラクティックを取り入れて、腎機能を最適な状態に整え、体内環境をより健やかに保ちましょう!

執筆者前田 一真
神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティック治療室に内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティック治療室で学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。
笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。