PMSでのむくみの原因とは?自律神経の関係性

PMS(月経前症候群)による不調の一つに「むくみ」があります。生理前になると顔や足、手が膨らみ、体が重く感じたり不快感が増したりした経験をさせた方も多いと思います。これは、ホルモンバランスの変化が体内の水分調整に影響を与えるためです。
女性の体は生理周期に合わせてホルモンが変動します。特に、黄体期(生理前)にはプロゲステロンというホルモンが増加し、このホルモンが体内で水分を保持しやすくするため、むくみが強くなることがあります。また、ストレスや自律神経の乱れもむくみを悪化させる要因として働きます。
今回のコラムでは、PMS時にむくみが強くなる原因と、カイロプラクティックケアの関係性についてお伝えしていきます。
PMS(月経前症候群)でむくみが強くなる理由
PMS時のむくみは、主に自律神経の乱れとホルモンバランスの変化が影響しています。PMS時には、ストレスや体調の変化によって自律神経が乱れがちです。自律神経が乱れることで、体内のホルモンバランスが崩れ、特にプロゲステロンやエストロゲンの分泌に影響を与えます。自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、血管が収縮してリンパの流れが滞りやすくなり、その結果、むくみが引き起こされやすくなります。
プロゲステロンの影響
自律神経の乱れが原因でホルモンバランスが崩れ、排卵後の黄体期(生理前)にプロゲステロンが増加します。プロゲステロンは妊娠をサポートするため、体内で水分や塩分を保持する作用が強く、むくみやすくなり、体に余分な水分が溜まりやすくなります。
エストロゲンの減少
エストロゲンは、体内で水分バランスを整える役割も担っていますが、生理前に急激に減少します。このホルモンの減少も、体が水分を保持しやすくなる原因となり、むくみを強く感じることがあります。
PMSでのむくみに対するカイロプラクティック・ケア
カイロプラクティックでは、背骨や骨盤での神経圧迫を取り除き、神経の働きを正常化することを目的としています。これにより、自律神経のバランスが整い、むくみの原因となる血液やリンパの流れが改善されます。
神経系の正常に働くことでホルモン分泌が正常化され、PMSによるホルモンバランスの乱れを整えることに繋がります。これによりプロゲステロンの過剰分泌やエストロゲンの減少が緩和され、むくみの原因が軽減されます。

執筆者中島 恵
新潟県東蒲原郡出身。柔道整復師資格取得後、2007年から2018年まで柔道整復師として接骨院勤務。その後、勤務地を横浜に変え整骨院で勤務。
シオカワスクールの哲学教室で塩川雅士D.C.からカイロプラクティックの自然哲学を学んだことや、塩川カイロプラクティック治療室で実際の臨床現場を見学させていただいたことで、哲学・科学・芸術の重要性を知る。
現在は、前田カイロプラクティック藤沢院での診療を通じて地域社会の健康に寄与しながら、シオカワスクールでは女性初のインストラクターとして後任の育成にも力を入れている。
自分自身が女性特有の悩みで悩んでいた経験を活かし、誰にも相談できずにどこへ行っても改善されずに悩んでいる女性に寄り添えるようなカイロプラクターを目指している。