年々、増加傾向にある子宮筋腫の原因は神経が関係している!?
子宮筋腫は、婦人科系疾患の中でも発症頻度が最も多い症状の一つとされています。30歳以上の女性に多く確認され、20~30%が子宮筋腫を発症するといわれています。
子宮筋腫は年々増加傾向にあるとされていますが、その背景にあるのは女性ホルモンが長期間に渡って分泌され続けていることが考えられます。一昔前は、一人の女性が子供を5~6人産んでいた時代がありました。
産後、しばらくは女性ホルモンの分泌が安定しないことを考えると、子供一人を妊娠・出産した場合は約2年間女性ホルモンが正常には分泌されずに不安定になります。しかし現在の日本では、女性の社会進出や晩婚化などの影響もあって、子供を産んだとしても1~2人の出生率となっています。
そのため、一昔前の女性と比べると現在の日本人女性は長期間女性ホルモンが分泌され続けている状態になるため、その結果、子宮筋腫の人口は増加傾向にあると考えられています。
30歳以上の女性の約4人に1人にできるといわれる子宮筋腫は、子宮壁の筋肉が異常増殖してできるもので、そのほとんどが良性の腫瘍です。
悪性腫瘍に変化することはほとんどないとされていますが、その症状の深刻度は人それぞれ異なるため、不安に感じている女性も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、子宮筋腫に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。