帯状疱疹の原因である免疫力低下は自律神経が関係している!?
「帯状疱疹」とは、水ぼうそうの原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスによって皮膚の痛みや発疹などが起こる症状のことをいいます。
水ぼうそうを発症すると、その症状が治まったあとも体内にウイルスは存在し続けます。普段は自己免疫システムによって抑えられていますが、加齢、疲労、ストレスなどで免疫力が低下すると水痘・帯状疱疹ウイルスは再び活動を始め、帯状疱疹を発症してしまいます。
帯状疱疹は一度かかるとウイルスに対する免疫機能が上がるため、再発しにくくなるとされています。ですが近年、免疫力の低下から何度も繰り返し帯状疱疹になってしまうという人も少なくありません。
帯状疱疹の発症年齢は20代か50歳以上の二峰性とされており、80歳になるまで3人に1人は発症するとされていました。ですが、近年30~40代にも確認されることが多くなり、国民全体の免疫力低下が懸念されています。
男女比では、男性に比べて女性の方が1.3倍ほど多く確認されていますが、性別、年齢はあまり関係なく、水ぼうそうにかかったことがある人は誰でも起こりうる症状となります。
一昔前は、帯状疱疹は一度かかるとほとんど再発はないとされていましたが、コロナ禍で免疫力が低下し、帯状疱疹を何度も繰り返してしまい悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、帯状疱疹に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。