起立性調節障害は、自律神経が乱れている身体からのSOSのサイン!
起立性調節障害は、子供に起こる自律神経失調症の一種になります。近年、起立性調節障害に悩むお子さんや親御さんがとても増えています。当院でも、コロナウイルス騒動以降は、起立性調節障害の患者様が特に増えたなという印象です。
1999年、旧厚生省科研費調査によると、小児で起立性調節障害を発症している人数は、軽症例を含めると中学生、高校生の約10%とされています。一学年で全国約12万人、中高生全体では約70万人と推定されています。
小児科を受診した10~15歳の子どもでは、受診数全体の約8%が起立性調節障害であったとされているデータもあります。また、日常生活に支障はないが、欠席を繰り返し不登校状態に陥るような重症例は約1%であるとされており、全国では約7万人にのぼると推定されています。
起立性調節障害は、遊びに行くことはできるが学校には行けないという、周囲の理解を得ることが難しい症状が出ることもあり、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、起立性調節障害に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。