カイロプラクティックの歴史上、最初の患者さんは難聴だった!?
難聴と聞いてカイロプラクティックをイメージする人はまずいないでしょう。カイロプラクティックは腰痛や肩こりのときに行くというイメージを持つ人がほとんどだと思いますが、実はカイロプラクティックの歴史上で最初の患者さんは耳が聞こえないという人でした。
難聴とは、音が耳に入ってから脳に伝わるまでのどこかの段階で障害が起こり、音が聞こえにくくなったり、まったく聞こえなくなったりする症状のことをいいます。
厚生労働省の統計では、聴覚障害者の人数は全国で約36万人とされていますが、日本医師会及び日本補聴器工業会の調査結果では、難聴者の人口は1000万人以上と推定されています。
難聴は原因不明とされるケースも多くありますが、中でも近年は『突発性難聴』が増加しており、日本では年間1万人に1~3人が突発性難聴にかかっているとされています。突発性難聴は、子供から高齢者までどの年代にも発症する可能性があります。
突発性難聴のほとんどが原因不明とされており、ある日突然音が聞こえづらい、または聞こえなくなってしまい、困っている人も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、突発性難聴に対する正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックでの対策法の違いをお伝えしていきます。