2025.01.29

コロナ太りを解消!カイロプラクティックで代謝を高めて健康的な体へ

コロナ太りを解消!カイロプラクティックで代謝を高めて健康的な体へ

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行以降、私たちの生活は大きく変わりました。在宅ワークが増え、自宅で過ごす時間が長くなったことで、これまでと異なる疲労感を感じたり、腰痛や肩こり、首の違和感が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

また、「コロナ太り」という言葉が生まれるほど、体重増加を経験した方も多いでしょう。自粛期間が終わった今でも、なかなか体重が戻らないと感じる方も少なくないかもしれません。

 

このコラムでは、効率的に痩せるために重要な「代謝」についてです。代謝を理解し、改善することで、健康的な体作りに役立てましょう。

 

代謝の種類とその役割

「代謝」とは、簡単に言えば、食べたものをエネルギーに変え、体が生きるために必要な活動を支えるプロセスです。この代謝には、以下の3つの種類があります。

 

① 基礎代謝

基礎代謝は、生命活動を維持するために必要な最低限のエネルギー消費を指します。心臓の拍動や呼吸、血液循環など、生きているだけで消費されるエネルギーで、1日のエネルギー消費の約60%を占めています。しかし、在宅生活や運動不足が続くと筋肉量が減り、基礎代謝が低下する可能性があります。「食べ過ぎていないのに太ってしまった」という方は、この基礎代謝の低下が原因かもしれません。

 

② 生活活動代謝

生活活動代謝とは、日常生活や運動によって消費されるエネルギーを指します。総エネルギー消費の約30%を占め、基礎代謝に次ぐ重要な要素です。自粛期間中、外出や運動量が減少したことで、この代謝が低下し、体重増加に繋がった方も多いでしょう。脂肪1kgを燃焼するには約7200kcalの消費が必要と言われており、生活活動代謝が低下することで、太りやすく痩せにくい状態が生まれてしまいます。

 

③ 食事誘発性代謝

食事誘発性代謝は、食べ物の消化・吸収に必要なエネルギーです。食べるだけでもエネルギーは消費されており、総エネルギー消費の約10%を占めます。特にタンパク質は消化に多くのエネルギーを要し、代謝を効率的に高める効果があります。そのため、タンパク質を適切に摂取することは、代謝を維持する上で非常に重要です。

 

肥満とカイロプラクティックの関係

肥満の原因は、運動不足や不規則な生活リズム、ストレス、そして代謝の低下など多岐にわたります。これらの要因が複雑に絡み合い、体重増加を引き起こします。カイロプラクティックでは、肥満を「代謝の乱れ」と捉え、その根本原因である神経のサイクルを整えることで、体の自然な代謝機能を改善します。

 

代謝を司る甲状腺は脳と神経によってコントロールされていますが、神経機能が乱れると甲状腺ホルモンの分泌が正常に行われず、代謝が低下してしまいます。カイロプラクティック・ケアでは、神経機能を整えることで、脳と体の連携をスムーズにし、代謝の改善を図ります。

 

健康的な体作りのために

運動や食生活の見直しも重要ですが、それらを効果的に行うためには、まず神経機能を正常に保つことが大切です。神経が正しく働くことで、正しい筋肉が動き、代謝が効率的に高まり、怪我の予防にもつながります。また、自律神経が整うことで、ストレスや生活リズムの乱れからも解放され、より健康的な体を手に入れることができるでしょう。

 

答えはすべてあなたの体の中にあります。外部から何かを取り入れるだけではなく、自分自身の体が本来持つ力を引き出すことが、健康的な体作りの第一歩です。カイロプラクティック・ケアを取り入れることで、コロナ後の変化にも柔軟に対応できる体を目指しましょう!

前田 一真

執筆者前田 一真

神奈川県藤沢市出身。1972年に塩川満章D.C.が開院した銀座の塩川カイロプラクティック治療室に内弟子として入る。塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事し、副院長まで務める。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務めており、後任の育成にも力を入れている。2023年5月に地元である藤沢の地で、カイロプラクティックの最前線である塩川カイロプラクティック治療室で学んだ本物のカイロプラクティックを提供する院を実現するため、【前田カイロプラクティック藤沢院】を開院。

笑顔溢れ、心豊かに、幸せな毎日をサポートできるようにカイロプラクターとして尽力している。またシオカワグループの一員として、感謝・感動・希望に溢れる社会を目指している。

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